飛島武生スパンキングアーカイブ、更新しました。
●小説
「紅薔薇の逆襲」の23回目であります。
今回は、紅薔薇という女怪盗が、失敗した部下にお仕置きする話の続きです。
この盗賊団、盗みをしている時間より下っぱのお仕置きしている時間の方が長いという謎の集団です。当然、下っぱは失敗ばかりであります。
●翻訳
継母と息子ーアフタヌーンティー
「継母と息子」というシリーズ、読んでみたら面白かったので訳してみました。継母と息子は大変仲がよく、継母にとって継子は自慢の息子で、よく連れ歩いています。でも、かわいいからこそ、悪いことをしたらスパンキングするわけであります。
ある日、有閑マダム(死語?)の集まるアフタヌーンティーの集まりに息子を連れて行き、お約束により、息子がお粗相をし、叱られるという話です。いろいろ恥ずかしい思いをさせられるわけでありますが、ひとごとなんでいいですけど、それだけでも結構きつそうです。
もちろん、別室に連れ込まれ、もっとひどい目にあうのはもちろんであります。
まぁ、しかし、全体に流れる雰囲気は恋愛のように甘く、多分、こうした話が好きな方もいると思います。今まで、わたくし、飛島の作品はハードスパンキング一方で、されてるのが自分じゃなくてよかったとなるわけですが、 スパンキーが嫌だけど、こんな感じだったらされるのも悪くないかなと思えるようなもうちょっとソフトな線も別路線として考えていて、この作品なんかはギリギリその路線に入れてもいいのではないかと思います。
不機嫌な魔法使い 第0集追加
もう6集までアップしましたが(各集10篇ほど)、変則的に0に戻ります。
ステップマムーパニッシュという別名で発表していたものが、自分のハードディスクを漁ったら出てきまして、代表作ともいえるいい作品が並んでいたので、一番最初に持ってきました。これらと1集の最初の作品が一番、真価を発揮していると思います。
結構、即興的に書いてそうなのと、やたら凝ろうとしているので、途中で人称が変わっちゃったりとか、変なところがあるのもかなりあるし、好きなテーマについては、何回も書いてちょっと違うだけみたいのもたくさんあるのですが(ほぼ同じなのは省いてます)、そこらへんも味だとは思うので、途中で人称が変わってしまうなどの人称に関する問題を除けば、なるべく忠実に訳してます。
風俗資料館(そのデジタル版であるかぐらWEB)はデジタル化した資料も含めて、日本で手に入るスパンキング資料については一番集積していると思われるので、スパンキング文献を探している方、お薦めです。英語の単行本、写真集、過去のJANUS等の海外雑誌も多数収蔵されてます。
もちろん、もれなく「飛島武生スパンキングアーカイブ」がついてます。